犬山矯正歯科、予防歯科

むし歯予防

新しいむし歯学では、むし歯が発症する前に原因を改善し、発症をコントロールすることをむし歯の治療とよんでいます。むし歯の治療、予防の原則は、□の中のむし歯になりやすい条件を変えることなのです。 むし歯の原因を上手にコントロールすれば、むし歯は予防できます。 原因を政客すれば、両石灰化により、かかり始めのむし歯は自然に治り、小さなむし歯は、進行がとまります。

むし歯になる原因は?

むし歯の原因は主に3つです。そして、むし歯にかかるリスクはひとりひとり異なります。

1あなたの口の中のむし歯菌の数

口の中にはむし歯菌が存在しています。その種類、数は人それぞれです。

2あなたの歯を守る力 

歯の質たとえば、唾液にはむし歯の原因となるミュータンス菌を殺菌する力があります。しかし、だ液の量などには個人差があります。

3あなたの食事の習慣

あやまった食事の習慣は大きなリスクになります。特に間食のとり方には注意が必要です。自分の口腔状態をしっかり把握し、上手にコントロールすることが大切です。阿部歯科医院では、カリエスリスクテストなどを行い、一人ひとりに最適な口腔管理プログラムを提供しています。データはコンピュータで管理し、継続して治療を進めます。とくに、むし歯の治療経験がある方にはカリエスリスクテスト(だ液検査)と定期健診をお勧めいたします。

*阿部歯科医院は日本フィンランドむし歯予防研究会員です。
  キシリトールについて興味のある方はご覧ください。
  http://www.hanoyobou.jp/top.html

予防歯科をはじめましょう。

カリエスリスクテスト

阿部歯科医院ではむし歯予防のための最新のカリエスリスクテスト(だ液検査 )を実施しております。

むし歯のかかりやすさは一人一人違います。
この検査により、あなたのむし歯に対する危険度を測定し、あなたにピッタリのな予防プログラムを紹介します。
当医院で行っている方法は、WHO(世界保健機構)の調査にも利用されている、最新の利学的検査方法です。 検査は簡単、短時間ですみ、もちろん痛みもありません。
料金は1回3,000円(税別)です。

フッ素塗布

フッ素 は歯を丈夫にする自然元素のひとつです。阿部歯科医院では、お子様方の歯をむし歯から守るためにフッ素塗布をお勧めしています。特に、乳歯や生えたばかりの永久歯に塗ると、非常に効果的です。また、来院時にフッ素を歯に塗るだけでなく、フッ素入りのハミガキやペーストなど日常的に使用できる製品の利用方法の指導もおこなっております。お気軽にご相談ください。注意!フッ素を塗布した後は少なくとも30分間はうがいや飲食はしないようにしましょう。フッ素によるむし歯予防は、いろいろな病気の予防注射のように処置をしたら確実にその病気にならないといった予防方法ではありません。フッ素を用いていても歯磨きや食生活に気を配らなければむし歯になってしまいます !

 

キシリトールについて

キシリトールはむし歯予防の効果がある、天然素材の甘味料です。身近なところでは、イチゴやラズベリー等の果物やレタスやホウレンソウ、カリフラワー等の野菜などに含まれています。また体内でも肝臓で1日に5~15g 生産されています。安全性はWHO(世界保健機構)でも認められており、安全な甘味料だといえます。砂糖と較べて、カロリーは25%も低く糖度はかわりません。キシリトールのむし歯予防効果キシリトールがむし歯を防ぐ理由は、大きく2つに分けることができます。1つは「むし歯の原因にならない」ということ。キシリトールは口の中でむし歯の原因となる「酸」をまったく作りません。さらに酸の中和を促進します。もう1つは「むし歯の発生、進行を防ぐ」という効果。むし歯の原因となるプラーク(歯垢)をつきにくくし、歯の再石灰化を促し歯質を強化する働きがあります。唾液を出やすくなるなど、口中をむし歯になりにくい状態に保ってくれます。さらにキシリトールは、むし歯の大きな原因とされる原因菌(ミュータンス菌)の活動を弱める働きを持っています。このむし歯原因菌への働きは、他の甘味料にはみられないキシリトールだけの効果です。キシリトールがあれば、それだけでむし歯を防げるわけではありません。歯を守るためには、正しく歯を磨くなど日常のメンテンス、正しい食生活などが大切です。

8020

2013年の調査で80歳での1人平均現在歯数は約14本(前回調査は10.1本)、また80歳で自分の歯が20本以上有る者の割合は、初めて40%を超えました(65-74歳では60.4%、85歳以上では17.0%)。

8020運動

8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、「8020運動」とは“自分の歯でいつまでもおいしく食べ られるように80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。
平成元年、厚生省(現・厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱し、 呼びかけてきました。 高齢になっても出来るかぎり多く自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。では、あえて8020という数字を掲げたのか、その理由は……
少なくとも20本以上自分の歯があれば・‥ほとんどの食物を噛みくだくことができ、自分の食ぺたいものをおいしく食ぺられるからです。その他にも、20本以上の歯を持つ高齢者はそれ未満の人に比べ活動的で、寝たきりとなることも少ない。しっかり、噛むことの出棄る人はliける確率が低い。残っている歯の多い人は、少ない人より医療費が14%近く少なかった。残っている歯の多い人は、少ない人より入院日数が26%近く短かった。など多くの報告がされています。8020は、皆さんの正しいセルフケアと専門家による歯のメンテナンスがうまく機能すれば十分達成可能です。1本でも多く自分の歯を残すことが、皆さんの人生を豊かにします。8020達成のために、うまく歯医者さんと付き合ってください!

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